SX-70 FOREVER BLOG

フィルムカメラよもやま(中判編)

ベビーローライ

こんばんは、タドコロです。

少し前に入荷したベビーローライ。
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ローライをそのまんまギュッと縮めたフォルムは、殺人級のかわいさです。


普通のローライと比べるとこれくらい。
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ちなみに持ってみるとこれくらい。
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はー。かわええ。





ベビーローライは、127フィルム(ベスト判と言われたりもします)
という、普通の120ブローニーフィルムよりも一回り小さいフィルムを使って撮るカメラです。
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撮影フォーマットは、6x6ならぬ『4x4』
やはり普通の中判フィルムよりも一回り小さいです。
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メジャーなフィルムではないので、そこら辺にはなかなか売っていませんが、
今もまだ生産されているフィルムなんです。

「ベスト判 フィルム」と検索すれば、販売してるお店が見つかります。





ベビーローライの商品ページはこちらからどうぞ。






これはその昔、ワタクシがまだ時計屋スタッフだった頃のお話です。

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ある日、お店のディスプレイとして置いてあったベビーローライを見つけた人がこう言いました。
『これを彼女へのプレゼントにしたいのですが、売ってくれませんか』


確かにこのカメラかっこいいからなー、などと思いながらも、カメラの裏にはNot For Saleのシールが。
「これはお店の飾り付けとして置いてあるので・・・値段も付けていないんですよ』


しかし彼は。
『使えるものが欲しいのですが、なかなか見つからないんです。あと1ヶ月で彼女の誕生日で、できればこれをあげたいんです』


しかしワタクシも。
「動くかどうかも分かりませんし、使い方も説明できませんので」


何度かやんわりとお断りをしていたのですが。
『彼女はカメラが好きで、このカメラをずっと欲しがってました。僕も彼女にあげようと思って探したのですが、なかなか見つからないんです。ここで見つけたのも何かの縁だと思うので、できればこれが欲しいんです』


ワタクシ。
「でも、それだったらちゃんと使えるカメラをあげた方が良いですよね?これは飾りですし、これじゃない方がいいんじゃないですか?』


彼いわく。
『フィルムはあるらしいんです。でも僕にはどこで買っていいのかが分かりません。でも写真が撮れるんだったら、どうしても彼女にプレゼントしてあげたいんです。お願いします』


ついに彼の情熱に動かされたワタクシは
「では、まだ誕生日まで1ヶ月ありますから、2週間お時間をください。フィルムの販売状況とカメラの使い方を調べます。もしダメだったらその時は諦めて、別のものを探してください」





実はワタクシ、この時までフィルムカメラとは使い捨ての「写るんです」のことだと思っていたので、
フィルムの交換ができるということすら、知らなかったのです。

それくらいカメラの事は何にも知りませんでした。
しかしそんなワタクシを頼りに待ってくれてる人がいる以上、頑張るしかありません。

とりあえず大手量販店へ行き情報を仕入れようと思い、早速その日の仕事帰りにカメラコーナーへ。
しかしカメラコーナーの店員さんに尋ねるも、そんなフィルムはありませんと、首をひねられるばかり。

そんなワタクシの状況を見かねて、近くにいらした親切なお方が
「◯◯カメラ屋で売ってるよ。この雑誌にお店の情報が載ってるから調べてごらん」

何ともありがたいお話であります。
フィルムカメラが好きな人って優しいな、と胸アツになったものです。
(本当にありがとうございました)





これで、一気に解決までの道のりが見えてきました。
翌日、◯◯カメラ屋に電話をして、フィルムの販売状況を確認しつつ、
無事に127フィルムを手に入れることができました。

続いてカメラの使い方も調べつつ、はじめてフィルム装填から現像プリントまで済ませ、
出来上がった写真を見て、ちゃんと動くことを証明できたのです。

そして彼のもとへ連絡をいれ、写真を見てもらい、使い方を説明し、喜んで買っていってもらいました。
あの時のベビーローライは今でも使われているのでしょうか・・・

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これが、ワタクシとフィルムカメラとの出会いでした。
そしてその後、ものすごい紆余曲折を経て、今こうしてカメラ店の店長をやらせてもらうようにまで至るのでした。


おしまい。




中判体験レポート〜実践編〜 『中判って高い気がするんですけど?』

「中判体験レポート〜実践編〜」
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主にプロカメラマンが使っていたカメラ、それが中判。
そんな話を聞くと、中判カメラってとってもお高いんじゃないの?って気がしますよね。


確かに、高い物もあります。


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一般的にカメラの世界は、「新しいものほど性能が良く、値段が高い」が通説です。

まあ、新しけりゃ性能がいいかどうかは一概には言えないと思いますが・・・。
年代が新しくなると露出計が内蔵されていたり、オートで撮影できたり、軽くて丈夫な素材を使うようになったり!
「重い・デカい・めんどくさい」中判の最大の難点を解消しています。




例えば、ペンタックス67。

後期機種にあたる67IIは、露出計付きで絞り優先オートでの撮影が可能です。
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生産終了から3年経った現在、中古の「ボディだけ」で8〜10万円くらいします。それでも安い方。
(ちなみに新品だと25万円。)




一方、前期機種にあたる6×7や67は、基本的には露出計は内蔵されていませんが、
(プリズムを変えると露出計付きになります。)
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「レンズ付き」で4万円前後。



その他にも仕様の違いはあれど、撮れる写真は変わらないのにこの値段の差・・・。




ん?



と、いうことは?



賢く選べばお特に中判カメラが手に入るってこと?




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状態やメーカーにこだわらなければ、国産の二眼レフなんかは2万円前後で手に入ります。
特徴的なデザインやオールドレンズらしい柔らかな描写が楽しめて、中判の事始めにはいいんじゃないかな、と思います。







また、何を基準に高いと感じるかはさまざまでしょう。

単純に値段が高ければ、それは高い買い物ということになるのでしょうか?

値段以上の価値を感じとれれば、それは良い買い物と言えるのではないでしょうか。





ご存知、中判の最高峰ハッセルブラッド。
発売当時の価格を現在の貨幣価値に換算すると、およそ400万。

車を買うか、ハッセルを買うか・・・。

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そんな悩み、笑ってしまうような話ですが、事実でした。



しかしそれはもう遠い昔の話。
今はデジタル全盛の時代です。
デジタルカメラが普及したおかげ(?)で、中判カメラの相場は下がってきています。

中判の最高峰と言われるハッセルブラッドでさえ、探せば10万円から見つかります。
15万円程度の予算をくめば、十分に状態の良いものが手に入ります。

400万円のカメラが10万円・・・。
これって、高く感じますか?






もちろん、何を優先させるかは人によって違います。
メーカー、撮れ味、機能、コンディション・・・そして値段、価値。

選択肢はたくさんあります。

「中判は高そう・・・」まずはその先入観を捨てて、ぜひいろいろ見てみてください。

もしかしたら、あなたにぴったりの中判カメラがあるかもしれません。




明日からは、フォーマット毎のカメラの使用感をお話しします。
カメラ選びの参考にしてみてくださいね。





どんなカメラがあるのかな?
気になった方はこちらからカメラをご覧になれます!



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中判〜 しようよ〜

みなさまこんばんは、平林です。


昨日は久しぶりに「写真を撮る!」という名目でちょっと遠出をしてきました。
日の出を撮るつもりだったのにダラダラと出発時間が遅れ、
完全に日が上がった頃に目的地に着きました(笑)。


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朝っぱらからキャッチボールをする少年たち
HASSELBLAD 500C/M/C100mm/KODAK Ektar100



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わ・だ・ち!
HASSELBLAD 500C/M/C 100mm/FUJI PRO400H



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真っ赤なバラ〜
PENTAX67/135mm マクロ/FUJI PRO400H




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ぷにっとしたあんよ
PENTAX67/135mm マクロ/FUJI PRO400H






ハッセルブラッドとペンタックス67に出会ってから、すっかり中判に魅入られてしまいました。
最近ようやく少し、中判カメラと仲良くなれたような気がします。



さて、明日からは中判カメラを大特集。

「憧れの中判カメラ 〜僕らが中判カメラに惹かれる理由〜」

をお届けします。

FOREVERブログでは「中判初心者体験レポート」と題して、中判カメラは初めて、
という時計屋スタッフのユカちゃんが、タドコロ店長に中判の”ち”から教えてもらう様子をレポート。
「中判カメラって敷居が高そう・・・」と思っている方々の不安や疑問を解消できたらな、と思っています。

お楽しみに。

中判の月!

こんばんは、タドコロです。

6月ですね。
つまり「中判の季節」ですね。

え?そうなの???
とお思いの方もいらっしゃると思いますが、それもそのはず。
まだそんなに根付いていません。

しかし『6月6日は6x6の日』と、誰からともなく言い始められ
いまや「6636展」という展示会も恒例行事となりつつあったり。
(実はワタクシも去年の6636展に参加させてもらいました)


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6月6日が6x6の日なら、
6月7日は6x7の日だし、6月9日は6x9の日だ。

ということで
「6月は中判月間」

フィルム界を盛り上げるべく、そんな風潮をみんなで作り出そうと
今月の日めくりカレンダーは「中判写真月間」といたしました。


6/1〜3までの3日間は、我々スタッフの中判写真でお目汚しをした後に、
「6x4.5」「6x6」「6x7 」「6x9」と、
フォーマット別に一週間ずつ4名の方にご協力いただきました。


さてさて、どんな写真が出てくるやら。
お楽しみにどうぞ。

日めくりカレンダーはこちらからどうぞ。

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さらにさらに。

サイト上では『中判特集企画』を製作中です。

今日は写真を撮ってきたりして、着々と水面下で進行しています。
こちらもあわせてお楽しみにしていて下さい。

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〜毎日カメラ〜  中判の魅力

今も昔も、人々を惹き付けてやまないカメラ。
そんなカメラ達を毎日ご紹介する、「毎日カメラ」。
今日は中判カメラをクローズアップします。



中判カメラを持つと、よく、「人を撮りたくなる。」という声を聞きます。
なぜそんな気持ちになるのでしょう。
私的な考えになりますが・・・



ネガサイズが大きくなるのできめ細かく解像度の高い画が得られること。

35mmカメラよりボケ味が深くなり、人物が印象的に写ること。



このようなことが、私たちの「人を撮りたい」気持ちに作用しているのではないでしょうか。なんて。

今日の「毎日カメラ」は、つい最近中判カメラを手に入れてすっかりはまって調子に乗ってる
スイートロードの平林さんに、おすすめのカメラをうかがいました。


大物気取りをする平林さんの小物ぶりにもご注目ください。





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やっぱり重たいね〜(笑)。

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持ち運びのためだけに専用グリップがあるっていうのもうなずけるわ(笑)。
でもね〜、重くても・・・いいんだよね(笑)。
この存在感?唯一無二だよね。
35mmの一眼レフをやってる人にとっては一番馴染みのあるフォルムだし。
ファインダーが正像で見れるって、いいよ。それが一番。
見たまま、直感で撮れる。
中判のボケ味がさ、もう、目の前に広がるわけ。感動するよね。


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ペンタックス67
photo by Mami☆Hirabayashi








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【ペンタックス6×7をもっと詳しく見る】












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重いのが嫌って人はほら、これなんかいいんじゃない?
プラスチックボディで軽いし。
レンズは固定だけど(笑)。
これ?ああ、これは一眼レフじゃないんですよ。
レンジファインダーってやつで、ピントの位置だけが確認できるファインダーなの。
けっこう頼りなく見えちゃったりするんだけど(笑)、意外にやるんですよ、コイツ。
中判では最大フォーマットの6×9で撮影できるって、やっぱ魅力ですよ(笑)。
6×9の上はもう、大判の域だからね。


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フジ69
photo by Mami☆Hirabayashi









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【フジGW690IIをもっと詳しく見る】












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あ〜、マミヤのC330プロフェッショナルですね。
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これはキワモノって感じ(笑)。
え?何でって?
ほら、レンズ交換ができるんですよ。ニ眼なのに。
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しかも近接撮影が凄いの。
えーと・・・これは65mmか・・・。
そしたら27cmまで寄れますね。凄いでしょ。
パララックス?もちろんありますよ(笑)。近寄れば近寄るほどね。
そこはまあ・・・(”パンパン”と腕を叩く平林氏。)ってことで(笑)。

注)パララックス補正用の三脚アクセサリーあります。


マミヤ コバ
マミヤ サンプル
photo by Mami☆Hirabayashi








IMG_1917

【マミヤC330プロフェッショナルをもっと詳しく見る】












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いかがでしたでしょうか?
深いこと、一切言ってませんね。


中判の魅力は、実際にその写真を見てもらえればすぐにわかるはずです。
周りに中判を使っている方がいたらすぐにその写真を見せてもらってください。
周りにいない方は、川崎のスイートロードまでお急ぎください。
そしてその写真に魅了されたら、Let's中判。
今ならカメラがお買い得。なんで。














〜商品紹介〜   店舗の中判カメラたち

こんばんは、タドコロです。

今日も引き続き店舗から商品紹介をおこないますよ。
今日は中判カメラですよ。






ASAHI PENTAX 6x7
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初期のバケペンです。
重たいですが逆にそこが良いカメラです。
こんな重たい思いをして持ってるんだから、良いのを撮ってやろうみたいな気持ちになります。

それなりに使用感あります。少しアタリもあります。
でもこのお値段なら悪くないんじゃないですかね。
21000円

6x7のどっしりしたフォーマットを楽しめます。







FUJI GW690II
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シャッターロックが付いたのと3点ストラップ対応になったII型です。
6x9という大きなフォーマットの割にはコンパクトなカメラで、フィールドカメラとしてもイケます。

ボディに使用感ありますが、気兼ねなくガシガシ使い込むにはいいんじゃないでしょうか。
24000円

フィルムを贅沢に使った6x9の大きいフォーマットで高画質を楽しんで下さい。







ZENZA BRONICA ETRS
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ブロニカの645カメラです。
645なのでボディがコンパクトで可愛らしいです。

プリズムファインダーの露出計も生きているので、実用に使って下さい。
ウエストレベルファインダーと、もう一つマガジンが付いているセットです。
38000円

120フィルムで16枚撮影できます。







ROLLEIFLEX baby rollei
IMG_1574
通称「ベビーローライ」(左のカメラ)
通常の2眼レフより一回り小さいボディは、見た目のかわいさだけでヤラレてしまいそうです。
127フィルム(ベスト判)を使います。

レザーの端が変色していますが、それもアジということで。
30000円

4x4のましかく写真が撮れます。







うちはハッセルをたくさん扱っていますが、他にもこういった中判カメラをご用意しております。
使い方などはお気軽にお尋ね下さい。

問い合わせは店舗までお願いします。
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