SX-70 FOREVER BLOG

・各種アメリカンカメラの使い方

シグネット30及びシグネット50

こんばんは、タドコロです。
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「We are シグネッツ」
今日は、双子ちゃんのご紹介です。



シグネット30 と シグネット50 です。
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同時に発売されたこの2つのカメラは、露出計を搭載しているかいないか、
その違いのみであとの構造は全く一緒です。
2種同時に発売され、30は廉価モデル・50は上級モデルという位置づけです。




正面から見ると、そっくりですね。さすがは双子。
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ファインダー横に表記がある方が30。
表記が無い方は50です。ここに露出計の感光体が内蔵されています。




上から見ると30にはシューアタッチメント以外、何もありません。
50にはEV式の露出計が搭載されています。
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レンズ下の数値を露出計の数値に合わせるのですが、
露出計の付いてない30のレンズにも同じようにこの数値が刻印されています。
やっぱり双子ですね。




後ろ姿にいたってはもはや見分ける事は不可能です。
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とどのつまりは、双子なんです。




このように、違うモデルなのにも関わらず、
デザインから部品まで、規格統一化されてしまっているあたりが
現代にも通ずるようなビジネスライクな雰囲気が漂います。




構造もデザインも、シャッターの位置にわずかな面影が残るくらいで、
古き良きシグネット35とは別物となってしまいました。
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レンズはEktanar46mmF2.8というものになりました。
シグネット35と比べると、周辺の線のにじみと、立体感の表現力に差は出てしまいますが、
このレンズも、廉価版とはいえEktar系のレンズなので、絞り込めばシャープさが出ます。
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こうやって見てみると、不憫ながらも二人で懸命に頑張ってる感が
なんだか可愛らしく見えてきたりするから不思議なものです。









シグネット30及びシグネット50の操作方法です。
~ 使い方 ~


カメラ右側面のポッチを押し上げて裏蓋を開けます。
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巻き取りレバーを持ち上げてフィルムをセットします。
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カメラ正面左下にあるカウンターが「1」を表示するまで、巻き上げます。
この時、シャッターは押す必要がありません。
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シグネット30の場合、レンズ中央のダイヤルを回してシャッタースピードを合わせます。
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レンズ付け根側のダイヤルを押し下げながら回して、絞りをセットします。
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(EV対応なので、露出の組み合わせを一度セットしてしまえば、ボケ味・シャッタースピードを見ながら任意の設定が簡単にできます。)


シグネット50の場合、カメラ上部右のダイヤルを回して感度設定をしたら、赤い針が示した数字を覚えます。
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レンズ付け根側のダイヤルを押し下げながら、さっきの露出計の数字と同じ数値にセットします。
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その時の組み合わせの中で、好きな設定を選びます。
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レンズ先端でピント合わせをします。目測式です。
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ファインダー内に、5→ と ←3とありますが、これはパララックス補正です。
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5feetの時は「5→」より下が、3feetの時は「←3」より下が写ります。


シャッターを切ります。
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シャッターを切った後、WINDという文字がファインダー内に表示されますが、
これは「巻き上げて下さい」の意味です。巻き上げると、この表示は消えます。
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撮影終了後、カメラ正面左下のREWINDレバーを倒しながらフィルムを巻き取ります。
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メリケンカメラ、ベイベ。

こんばんは、タドコロです。

うちの店舗には、まだまだサイトでは紹介できていない多くのカメラがあります。
そのうちの一つに、アメリカ産のカメラ達があります。
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ポラロイド社もアメリカのカメラメーカーの一つですが歴史は浅く、
古くにはコダック社・ボルシー社・アーガス社などのカメラメーカーがありました。




うちではこれらアメリカ製のカメラ達を総称して『メリケンカメラ』と呼んでいるのですが、
この『メリケンカメラ』には独特の世界観があってなんとも面白いのです。





一般的に、質の高い工業製品を作る国と言えば、ドイツがあげられるでしょう。
カメラの世界でも、ライカやコンタックスを筆頭に、やはり精密で頑丈な高級機を生み出すお国柄です。

1930年代頃から多くのドイツカメラメーカーは、コダック社の開発した
パトロネ入りの35mmフィルム(現在の35mmフィルム)を、主軸とするカメラ作りを始めていました。
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一方、35mmフィルムを大流行させた当のコダック社では、
戦争の需要によって「Kodak35」が1938年に生産されるまでは、
35mmフィルムを使うカメラは作られていませんでした。
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このコダック社初となる35mmカメラ「Kodak35」は、当時ドイツで主流だった複雑でコストのかかる
沈胴式レンズ(または折りたたみ式レンズ)、頑丈な金属製ボディという方式とは真逆の、
簡単な固定鏡胴式レンズ、安価で成形が容易なベークライト製ボディを多様して作られた、量産大衆機でした。





ここには「カメラは写ればいいんだ」という、アメリカ人の割り切った合理主義が見え隠れします。






このように、『メリケンカメラ』は往々にして、おおざっぱです。
ですが、シンプルさ故の頑丈さがあり、それは魅力の一つと言ってもいいでしょう。

また、デザインも独特で、時には後から付け加えたような仕組みのダイヤルやレバーがあったり、
アイデア満載というか、遊び心あり過ぎというか、そんなワクワクカメラ達の宝庫です。
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その付け加えの典型的な例が、ポラロイドにもあります。
SX-70からSLR680までの流れが正にそれです。
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マニュアルフォーカス → オートフォーカス機能上乗せ → ストロボ機能上乗せ
と、結果SKR680は3階建てになってしまいました。
なんだかこんなことも、こういった目で見るとまた面白く見えてきまし、どこか愛らしくもあります。






ドイツや日本とは、向かうベクトルが全く異なる、Going my way な『メリケンカメラ』」達。
そんなカメラ達が面白くない訳ありません。


ところが、こいうった鷹揚さからか、あまり熱心に取り上げられことがないのも事実です。
来週はこいつらを実写サンプル写真も交え、『どこよりもホットな情報をお届けするぜぃ!』
的な勢いで、紹介していっちゃおうと思っていますベイベ。

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