SX-70 FOREVER BLOG

・ボルシーについて

ボルシーのケース

こんばんは、タドコロです。

以前『ボルシー』というカメラを紹介しましたが、実は“大切なこと”を伝えていなかったことをスッカリ忘れていました。僕としたことが、とんだウッカリです。


その、“大切なこと”とは
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『ケースが可愛い』んです!!!





可愛くないですか?これは、可愛いですよね。もう誰がなんと言おうと可愛いに決まってます。

「あの人の持ってるの、あれ何?可愛いお弁当箱?それとも可愛い飯盒(はんごう)?」
と街行く人の、注目をさらうこと請け合いです。

厚手のヌメ革を使っており、作りも結構しっかりしています。裏にもボルシーの刻印が入ったり、被写界深度板が見える様にと窓があったり、実に心憎いです。
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今の時代ではこんなにしっかりしたケースは、コストがかかってしまってなかなか作れないような気がします。

実は僕、最初ボルシーを見た時に何よりもまず、このケースの可愛さにやられてしまいました。
ケースに一目惚れしたカメラっていうのも珍しいよなぁ・・・





・・・と、珍しいと言えば、こんな“珍しいボルシー”が入荷しましたので、そちらもシッカリお伝えしておこうと思います。
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その名をボルシーCと言います。

レンジファインダー(通常のボルシー)に、2眼レフ機能を追加した超希少種です。

上から覗き込むウエストレベル
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通常通りに構えるアイレベル
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どちらもしっかりピント合わせが確認できるようになっています。
ハイアングルでもローアングルでも、自由自在の優れもの。

ウエストレベル撮影は、フードを起こして上から覗き込みながらピントレバーを回して、調節するだけです。
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レンジファインダーとビューファインダーが左右逆になりますが、あとの操作方法は通常の『ボルシー』と変わりません。詳しくはこちらをどうぞ。


商品ページはこちらからです。

*商品は近日、アップします。

“Bolsey B2”こんな写真が撮れました!

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 どうもこんにちは。最近ちょっと忙しくて、ブログの更新が滞りがち…。M瀬さ
んから送られてきた『Bolsey B2』で撮った写真をようやくご紹介できます。
じっくりご覧ください。

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M瀬談:フィルムの巻上げ方とか、ちょっと慣れが必要だけど、レンジファイン
ダーのパララックスも高精度だし、絞って撮ればすごくシャープな写真が撮れま
すよ。開放近くで撮ると、他のレンズでは見られないような面白いボケ方をする
ね。同心円状に像が流れるような、ちょっと不思議な感じかな。イメージ的には
牛乳瓶の底を通して見てるみたい。フィルム撮影にちょっと慣れてきた感じで、
レトロなレンジファインダーカメラを探してる人には最適な一台かも。

K河談:カタチが可愛いくて、初心者はまずそこから入っちゃいますね。「小さ
くって手にすっぽり」って感じがいいです。絞りを開けて撮影すると、ヘンテコ
なボケ方するみたいで、テクニックのない僕なんかでも雰囲気のある写真が撮れ
そうです。

 3回に渡ってご紹介してきた『Bolsey B2』いかがでしたでしょうか? なんか
K河さんまで感想を寄せてくれてますね。
 あなたもぜひお店に足を運んで、この『Bolsey B2』を実際手に取ってみてく
ださい。M瀬さんのだけでなく、ワタクシ、タドコロの手によるショット&薀蓄
もご披露しますよ。お待ちしています!


◆制作/田所孝允(スイートロード)
◆企画・執筆指導/香川廣一朗(文案工房1995)
◆撮影/宮瀬秀樹(オフィスMIYASE)

◆現像/ポパイカメラ 
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目10番2号
営業時間平 日・・・11:00〜20:00
土日祝・・・11:30〜20:30
TEL:03-3718-3431  FAX:03-3718-3432
http://popeye.jp/shop.html

“Bolsey B2”取扱説明書 

top-b 
どうもこんにちは。前回の座談会はいかがでしたか? 
 突然の成り行きで僕自身も驚いたんですが、意外に新境地が拓けたのではない
かと思っています。好評ならこの企画、続くかも…!?です。
 ということで、M瀬さんがさすらいの旅(?)に出ている間に、今回はふたつ
眼小僧『Bolsey B2』の取扱説明書をUPします!

●各部名称●
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【前面】
2.巻き上げダイヤル
3. カウンターダイヤル
4.シャッタースピードレバー
5.絞りレバー
6.ピントダイヤル
9.シャッタレバー
10.巻き取りダイヤル

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【裏面】
8.ビューファインダー
7.レンジファインダー
【底面】
1.オープンレバー

●フィルム装填●

・裏ブタの開け方
4
本体底部にあるオープンレバーを回しながら(画像1)、裏ブタをスライドさせ
て取り外す。(画像2)

・フィルムのセット
6
底部からフィルムを差込み(画像3)、巻上げダイヤルを軽く引っ張りながら(画像4)
少し回し(画像5)、フィルムの先端をスプールに確実にセットする(画像6)。

・裏ブタの閉め方
b-7
フィルムの上から軽く押さえ(画像7)、ゆっくりスライドさせて本体にはめ込み(画像8)、
オープンレバーを元に戻してロックする。


●撮影準備●

・空シャッター
9
巻上げダイヤルを軽く引っ張り(画像9)、止まるまで回してから(画像10)
空シャッターを切る(画像11)。この動作を2回繰り返す。

・カウンターのセット
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カウンターダイヤルを回して0に合わせ。(画像12)


●撮影●

・露出
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絞り(画像13)とシャッタースピード(画像14)を合わせる。

・ピントとシャッター
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b-14
レンジファインダー(画像15)を覗きながら、ピントダイヤル(画像16)を
回し、上下の画像をぴったり合せる。ビューファイ
ンダー(画像17)で画角を決めてシャッターを切る。


●巻き取り●
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撮影が終わったら、巻き取りダイヤルを回して(画像18)フィルムを巻き取る。


【注意点】
1.裏ブタを閉めるときは、フタの内側にある圧板で軽くフィルムを押さえてから
スライドさせる。
2.巻き取りダイヤルにはロック機能がなく、常に可動状態なので、フィルムを巻
き取る時以外は触れないようにする。



 いかがでしたか? ちょっと手間はかかりますが、むしろその過程を楽しみな
がら撮影したいですね。
 次回はいよいよ、M瀬さんの手による『Bolsey B2』で撮影した写真をご紹介し
ます。乞うご期待!

◆制作/田所孝允(スイートロード)
◆企画・執筆指導/香川廣一朗(文案工房1995)
◆撮影/宮瀬秀樹(オフィスMIYASE)

2つの眼を持つおむすびフォルム!? “Bolsey B2”

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 どうもこんにちは、タドコロです。
 今年もあっという間にひと月が過ぎ、2月に突入したもののなかなかブログの更新ができない毎日…ですが、そうも言ってられないので今日は前回予告したとおり、“ボルシー”というカメラをご紹介したいと思います。
 とはいえ「ただ更新するだけでは芸がない…」ということで、唐突ですが今回はスイートロード秘蔵のスペシャルゲストが2名も登場! ワタクシ不肖タドコロも交えた3人で『Bolsey B2』の魅力を分析することとなりました。
 まずは出席者のプロフィールから!

【登場人物】-----------------
 M瀬氏:スイートロードが新たに発掘した“さすらいのカメラマン”。
憂いを含んだ表情でシャッターを切る横顔が好評。
 K河氏:M瀬さんについてやってきた謎のライター。カメラの知識はほとんどなし。
 T所:ワタクシ、タドコロ。店長として操作方法をレクチャー(の予定)。
----------------------------

 T所:えー、今日はわざわざお集まりいただき、ありがとうございます。
 M瀬:いえいえ、こちらこそ。なんか今日は珍しいアンティークのカメラが触れるって聞いて来たんですけ ど…。
 T所:今回はM瀬さんに『Bolsey B2』を実際手にしていただき、プロのカメラマンならではの視点で、熱く語ってほしいと思います。
 K河:僕の役目は?
 T所:そうですね。ビギナー目線で鋭い質問をお願いします。
 K河:自信ないですけど…。
 
 T所:ところでM瀬さん、アンティークのカメラとかお持ちですか?
 M瀬:いやー、興味はあるんですけど実際は…。
 K河:こんな古いカメラで、ほんとに写真が撮れるんですか?
 T所:も、もちろんです。だからこうしてご紹介してるわけで(苦笑)…。
 M瀬:これって、アメリカ製なんですよね。
 T所:そうです。ボルシーの中でもこれはB2っていうモデルで、シャッターの脇に棒がついてて…。
 M瀬:ああ、これですね。
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 T所:多重露光を防ぐ機能なんですよ。一度シャッターを切るとこの棒が突き出て、ダブってシャッターが切れないようにするんです。
 M瀬:面白いなぁ〜。
 K河:その棒、なんていう名前なんですか?
 M瀬:うーん『多重露光防止棒』かな…。
 K河:それって、まんまなんですけど…。
 M瀬:だったら『二重露光防止バー』。
 K河:もういいです…。
 M瀬:なんのことはない。この棒がシャッターの邪魔をするわけだな。
 T所:フィルムを巻いてないのに、誤ってシャッターを切らないようにする安全装置みたいなものです。
 K河:珍しい機能なんですか?
 T所:そうですね。こういう動作ではあんまり見かけないですね。
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 M瀬:あっ、なんかファインダーが2つもあるぞ!
 T所:さすがお目が高い! 距離が測れるレンジファインダーが付いてるんです。
 M瀬:ははぁ…右側が距離計なんですな。
 K河:距離計って?
 T所:被写体との距離がちゃんと採れるんですよ。この当時のカメラだと大体目で測るものが多く、安いカメラにはついてない機能なんです。
 M瀬:普通はひとつのファインダーで兼ねてますからなぁ。
 K河:窓が2つもあって、どっちを覗けばいいんですか?
 M瀬:それはだな、ピントは右のレンジファインダーで合わせて、実際の画角は左のビューファンダーで確認するわけだ。
 K河:なんだか面倒くさいですね…。
 T所:試しに覗いてみてください。
 M瀬:どれどれ…。あー、ほほうー。なるほどねぇ〜。
 K河:何なんですか?
 T所:レンジファインダーを覗きながらピントレバーを回して、上下に分割された被写体をきっちり合わせるんです。それでピントが合うんです。どうぞ、K河さんも…。
 K河:いいんですか? あ、えっ、ほんとだ。分かれてるのを、こうして回して合体させて…。へぇ〜、面白いですねぇ。
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 T所:でしょ? アンティークならではの醍醐味ですよ。
 M瀬:撮影までにひと手間かかるっていうのが、むしろ新鮮ですな。
 K河:右でピントを合わせたら、左のファインダーを覗いてシャッターを切る…。
 M瀬:するとさっきの棒がピコッと出てくる!
 K河:効率的とはいえないけど、レトロでほのぼのしちゃいますね。
 
 M瀬:見た目もアメリカ製とは思えないぐらい小ぶりだなぁ。
 T所:1947年製なんですが、当時としてはかなりコンパクトですよ。
 M瀬:なんか、この角が取れたボディもユニークだなぁ〜。左右を詰めてボディに厚みを持たせてるね。
 T所:手にしっくりなじみやすいしフォルムで、女性にも扱いやすくておススメですよ。
 K河:おむすびみたいでカワイイですね。
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 M瀬:絵的にはどんな写真が撮れるんですか?
 T所:そうですね、やっぱりどことなくほのぼのした、味のある仕上がりになります。あと、絞りを開放にすると、背景がぐるぐる渦巻きみたいになってボケちゃうんです。
 M瀬:へぇ〜、それは興味深い。
 T所:だったらM瀬さん、これお貸ししますから、一度お撮りになってみませんか?
 M瀬:えーっ、お借りしていいんですか? だったらぜひ…。

 というわけで、カメラマンM瀬氏に『Bolsey B2』をお貸しして、実際に使っていただくことになりました! M瀬さんの撮影が終わり次第、使用感やお撮りいただいた写真もここでご紹介しますね。
 ただ、プリントが仕上がるまでには多少時間がかかるので、次回は『Bolsey B2』の取扱説明書をUPしたいと思います。
 ほんとにできるのか、タドコロ!? 乞うご期待!


◆制作/田所孝允(スイートロード)
◆企画・執筆指導/香川廣一朗(文案工房1995)
◆撮影/宮瀬秀樹(オフィスMIYASE)

ボルシー&シグネット

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みなさん、こんばんは。タドコロです。
今年は一台ずつスポットを当ててカメラを紹介していこうと思っているのですが、どーーーしても、最初にみなさんにご紹介したいカメラがあります。
それは50年代のアメリカのカメラ『シグネット35』と『ボルシー』です。

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「Kodak Signet35」      「Bolsey」

いわゆる、”古き良きオールドアメリカン”の雰囲気が漂います。


コロンとした丸み、小さい手の平サイズ、アールデコ調のデザインと色使いなどなど・・・
まず心を惹かれるのが何といっても、このかわいらしい見た目です。

実際、『かわいくなきゃ持ち歩きたくない』なんていう人もいる位、カメラのルックスって重要なポイントなんです。確かに、かっこわるいものは持ち歩きたくないですよね。
逆に好きなカメラって、撮らなくても持ち歩いてるだけで心がウキウキして楽しいものですよね。



ルックスだけでも楽しい気持ちにさせてくれるこの2台のカメラですが、見た目に似合わず?肝心の写りの方も撮る人を充分に楽しませてくれます。

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正統派のカメラマニアをも唸らせる程キレイな写りを見せるシグネット。

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ちょっとこってり、グルグルボケ、という面白い特徴を持つボルシー。

この2台を使うと写真を撮るのが楽しくなりますし、現在は製造されないレンズを使っていたり、特殊な構成のレンズを使っているので、その写真の仕上がりは改めて”フィルムカメラを使う意味”というものを感じさせてくれるカメラ達です。

取り上げられる事の少ないカメラ達ですが、この機会にみなさんに知っていただき、一人でも多くの人にこのカメラ達の良さを知ってもらえたら、と思います。
まず第一弾として『シグネット35』をご紹介していきます。みなさんどうぞ気長にお付き合い下さいませ。
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