こんばんは、タドコロです。

本日お客さまから
「この間買ったのにSWCの使い方載ってないじゃん。だめだよー。優しくないよー」
と愛のあるご指摘をいただきました。

それを受け「こりゃいかん」と久しぶりに筆を執った次第でございます。


fca68e21

〜ハッセルブラッドに恋をした〜 SWC編



P8070294
*SWC・・・
ハッセルを深く知っていくと、いつか必ず出会う言葉。
その描写力の凄さから、多くのハッセルユーザーが一度は手にしたいと願うカメラ。







ハッセルを使う楽しさの一つに
ピント合わせがありますよね。

ウエストレベルファインダーを覗き込みながら、
ゆっくりとピントを合わせていくあの瞬間。

たまらないですよね〜。
fa8c426f







しかしSWCは、通常のハッセルブラッドのような一眼レフカメラではなく、
「レンズ交換不可/目測式ピント合わせ」というスタイルです。

ハッセルブラッドにおいては特異な存在であり、
目測カメラという点でその使い勝手から敬遠されがちです。


しかし、しかし。


SWCは「レンズのために作られたボディ」であり、
上記のようなハッセルらしさを失ってまでも、レンズ性能をとことんまで追求したカメラなのです。

そんなレンズですから当然その描写力って言ったら、
もう『凄まじい』の一言に尽きるわけです。

46920010

超広角にも関わらず直線がほぼ歪まない上に、
もの凄い解像度の高さとシャープさです。


人間の目では見ることができない範囲の
・6x6の超広角アングルで(35mm換算で21m相当)
・ものすごく深い被写界深度の写真
いとも簡単に撮れてしまうのです。



*ハッセルの描写については、
過去に書いたこちらの記事もご参照ください。

*あと
サンプルギャラリーもあります。







さてさて。

せっかくのそんな素晴らしいカメラを、
「目測だから」という理由で食わず嫌いで終わらせてしまってはもったいない!!

ということで
“ワタクシ的” SWCの簡単な使い方を紹介します。






SWCはF22まで絞ると「70cmから向こう側の無限遠」までピントが合います。
まずはこの習性を覚えましょう。

46930012






次に、ISO400以上の高感度フィルムを用意します。

ISO400使用時、晴天下ではEV値が16になります。
そうするとF22まで絞った時、シャッタースピードは1/125になります。

P8070296BlogPaint

ピントは0.7m〜無限遠。
これはどうあっても撮れる楽勝の設定です。






日影に入ったとしてもよほど暗い所でなければEV値は13くらいのはずなので、
F22の時のシャッタースピードは1/15。
頑張れば手ブレせずにいけるシャッター速度です。
P8070306BlogPaint

ピントは0.7m〜無限遠。




もしシャッタースピードに不安を感じるようでしたら、
安全圏の1/30に設定すると、絞りはF16に。

BlogPaint

この時、ピントは0.9m〜無限遠になります。

0.2mピントの合う範囲が狭くなりましたが、
シャッタースピードは速くなったので手ブレはしづらくなりました。






と、まぁこんな感じで

とにかく、なるべく絞る。

基本、これです。

ほら、これで何かいけそうな感じがしてたんじゃありませんか?





実際、ワタクシはこれでSWCを使って遊んでいます。

『SWCは超高級スナップカメラってことで(笑』

これがワタクシの合い言葉。





あまり肩肘張らず、
これくらい楽な気持ちでSWCを使ってみてはいかがでしょうか。

結構たのしいですよ。







*本当は「フォーカシングスクリーンアダプター」というものがあって、
これを使うと大判みたいなピント合わせができます。

ちゃんとやりたい人は、こういったアイテムをご使用ください。

P8070305






→目次ページへ戻る。


→ONLINE SHOP「ハッセルブラッド SWC」の商品ページへ移動する。