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気になってる人がいたとしましょう。
見た目や感性・フィーリングなどで好意を持った相手です。

次第に距離が近づいていき
その人の背景や価値観・バックボーンなどが分かっていった時に
ますます好意が増していくのか、それとも恋が冷めていってしまうのか。

見た目は良いんだけど、中身がねぇ・・・・・・
なんていうガッカリ体験は誰にでもあるはず。

これからハッセルブラッドに恋をしてしまいそうな予感がしてる、あなた。
若しくは、すでに恋をしてしまった、あなた。

果たしてこのカメラは見た目が良いだけのカメラなのか。
それともずっと共にしていける価値のあるカメラなのか。


まずはハッセルブラッドの歴史を知るところから始めてみてください。



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「ハッセルブラッドの始まり」

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ハッセルブラッドはスウェーデンのカメラメーカーで、
文字通り『ビクター・ハッセルブラッド』博士が創始者です。

お祖父さんがフィルムやカメラを販売する会社を営んでおり、
博士自身もカメラやフィルムの製造所で働いたり、カメラに囲まれた環境で育ちました。

1940年のある日、スウェーデン軍人がドイツ軍から回収したカメラを見せながら、博士へ尋ねたそうです。
「これと同じカメラを作れるか?」と。

それに対し博士はこう答えたそうです。
「いいえ。しかしそれ以上のカメラなら作れます」

なんて粋な人でしょう!

そしてこれが『ハッセルブラッド』の始まりとなりました。



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「500Cの誕生」

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翌年の1941年には、スウェーデン軍に製作したカメラを納入。
これがハッセルブラッド社の初めてのカメラとなりました。
ちなみにこの軍用のカメラは、後にプロトタイプと呼ばれることになります。

1948年には、このプロトタイプを元に改良して作られた『1600F』が発売開始しました。
初めての市販品のカメラであり、ハッセルブラッドの第一歩と言えます。

1957年にその後の礎となる『500C』を発売しました。
機構がレンズシャッターに変更されたことでストロボ全速同調が可能になり、
多くのプロカメラマンに愛用されるようになります。

この「500C」以降のレンズシャッター機は「500シリーズ」と呼ばれ、
50年以上に渡り生産される超ロングセラーとなり、ハッセルブラッドの礎を築いたのでした。

そういった意味でも、
この500Cの発売こそが本当の意味でのハッセルブラッドのスタート地点
と言えるかもしれません。



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「月に行ったカメラ」

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1962年、NASAの宇宙計画にハッセルブラッドがつかわれることとなり、
1969年には「月面に着陸したカメラ」として、さらにハッセルブラッドの名を飛躍させました。
「NASA正式採用」という称号が、高い信頼性と堅牢性を裏付ける決定打となったのでした。

ちなみに月面からの地球帰還の際に重量制限がある関係で、
カメラごとではなく、ボディから取り外したマガジンだけを持って帰ってきたそうです。

そうすると月面にはハッセルのレンズ付きボディが残ることになるのですが、
その後の宇宙計画に使われたカメラを含め、13台のハッセルが今も月に残っているそうです。

月を見上げると、そこにはハッセルが見えているのかも・・・
何ともロマンチックな話じゃありませんか。



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これがハッセルブラッドの、背景です。

月の話もなかなかですが、
博士の「それ以上のカメラなら作れる」の件(くだり)には、グッときます。

そして、その博士の強い思いは
カメラ作りに実際に反映されることになるのですが・・・

それはまた次回のお楽しみということで。

(タドコロ)



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