こんばんは、タドコロです。

今日は空が澄んでいて、陽射しが柔らかく、冬らしい一日でした。
こんな日は、気持ちが良いです。

今日も張り切って、ハッセルでもしましょうか。
ハッセル!ハッセル!



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レンズ・ボディ・マガジンが決まったら
あとは必要なアクセサリーを揃えたいところです。

そんな時、まず真っ先に思い浮かぶのが
「露出どうしよう?」ということです。

「500シリーズ」は露出計を内蔵していないシンプルなマニュアルカメラですので、
勘で大体の露出を読むか、露出計を使ってシャッタースピードと絞りを設定する必要があります。

今日はその辺りについてお話しします。






ハッセル純正のアクセサリーでこういうものがあります。
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ノブメーター




巻き上げノブを兼用した露出計です。
取り付けるとこんな感じです。
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うん。何やらカッコ良しです。




この露出計は「EV値」というものを読み取ります。

「EV値」というのは、すごく端的に言うと
「ここの明るさはこれ位ですよ」というのを数値で教えてくれるものです。

専門的な知識や使い方など、小難しいことはさておき、
この数値さえ分かってしまえば、露出の設定というのは実にカンタンなものになるのです。




露出計の数値を読み取る時は、本体右側を上に傾けます。
この露出計で読み取った数値を、そのままレンズ右側にある赤い数値にセットします。
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この場合は「11」です。



すると、あら不思議!
いつの間にやら適正露出をとるための、シャッタースピードと絞り値の組み合わせが決定しています。
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あとはシャッタースピードと相談しながら
ぼかしたければ、なるべく絞りを開放にして、
ピントを深めたければ、なるべく絞り込んでいけば良い。
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[左:F2.8 1/500]        [右 : F16 1/15]

左の方は、背景がボケます。
右は方は、背景まできれいに写ります。




一度「EV値」で決めた組み合わせは、どの設定で撮っても写真の明るさは変わりません。
それが「EV値」連動式のいいところです。

これから撮るものをどう写したいか、だけを決めればいいのです。
カンタンですね。

こう聞くと、一見難しそうなハッセルがだんだん身近に感じてきませんか?

実際ワークショップに参加した方達は、
「思ったよりカンタン!」とか「この露出計便利!」
というような感想をみなさん口にしていました。




ちょっとマニアックな話ですが、こう見えてこのノブメーター
シャッター部の開閉により、入射光と反射光のどちらも計測できる代物です。
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ここでは詳しい説明は省きますが、
入射光の測定ができると露出を間違える事が少なくなります。
プロのカメラマンはほとんど場合、入射光で露出を測ります。



すでに「EV値」を表記する露出計をお持ちの方
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読み取った「EV値」をレンズ右側の赤い数値に合わせていただくだけで、
とても簡単に露出の設定ができるようになっています。

シャッタースピードと絞りが、単独で表記される露出計をお使いの方
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シャッタースピードと絞りをそれぞれ適正の数値に設定します。






最後に、「Cレンズ」と「CFレンズ」のセットの仕方の特徴について、触れておきます。



「Cレンズ」
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「Cレンズ」を使っておそらく最初に「?」と思うことは、シャッターと絞りが一緒に動くことです。
これは「EV値」連動というものを優先に考えているためです。

一度「EV値」を読み取ってしまえば、自動的に組み合わせが決まるため、
あとは難しいことを考えなくて良いのが利点です。

「ノブメーター」や「EV値」表記のできる露出計を使ってる方にとっては
おそろしく便利でカンタンに使える設計になっています。

そうではなく、シャッタースピードと絞りを個別に設定したい時には、
レンズ右側にあるレバーを下に倒しながら、リングを回して好みの数値にセットします。
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「CFレンズ」
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一方「CFレンズは」シャッタースピードと絞りが個別に動くことを基本としています。
時代が新しいので、やはり作りが今っぽいですね。
今のカメラはほとんどが、このタイプの操作になっています。
「EV値」を読まない方はこちらの方が使いやすいかもしれません。


こちらを「EV値」連動で使う場合は、
レンズ右側のボタンを押しながら操作することになります。
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まぁでも、どちらも慣れてしまえば慣れる部分なので、
使い勝手をメインに考えるよりは、見た目や写りなど好みで決めた方がいいと思います。
「C」と「CF」の操作の違いは、あくまで参考程度にとどめておいて下さい。






今の時代は便利になったもので、スマートフォンでも露出計のアプリがありますが、
いちいち起動させて写真を撮って確認しなければならないので、結構面倒です。
専用の露出計を持っていた方が楽だし、サッと設定をして撮る姿こそ「スマート」なのです。

取り付ける位置、読み取りやすい表記、レンズとの連動。
使えば使うほどよく出来てるなーと感心します。
これは出来れば手に入れておいてほしい、推奨品です。
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もう一回載せちゃおう。カッコイイでしょ?